路の辺の壱師の花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻を
『万葉集』の第11巻に収録されている2480番歌は、柿本人麻呂が詠んだ歌です。
万葉歌碑は福岡県太宰府市にある「太宰府メモリアルパーク」にあります。
太宰府メモリアルパークはなんと16基もの万葉歌碑が設置されている宝庫。
博多湾まで一望できる景色も素晴らしいので、ぜひ訪れてみてください。
『万葉集』第11巻、2480番歌の原文・読み下し文・現代語訳と、万葉歌碑の場所をご紹介します♪
万葉歌碑への行き方
場所

太宰府メモリアルパーク メモリアル渓流
住所:〒818-0134 福岡県太宰府市大佐野字野口807-128
開園時間:8:00~18:00(6月~9月は19:00まで)
駐車場:あり
公式サイト:https://d-m-p.net/
アクセス
太宰府メモリアルパークへは、車での移動が便利です。
九州自動車道「太宰府IC」または「筑紫野IC」より、約20分(約8㎞)の距離にあります。
公共交通機関を利用する場合は、JR鹿児島本線「二日市駅」および西鉄大牟田線「都府楼前駅」より無料送迎バスが運行しています。
無料送迎バスの運行ルートと時間は、太宰府メモリアルパークの公式サイトをご確認ください。
万葉集「第11巻2480番歌」の内容

万葉歌
路の辺の壱師の花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻を
或る本歌に曰く、いちしろく人知りにけり継ぎてし思へば
現代語訳
道のほとりに咲く彼岸花のように、はっきりと人は皆知ってしまった、わが恋しい妻を。
ある本歌にいわく、はっきりと人が知ったこと、ずっと思っているのだから。
鴨彼岸花は確かに目立つかも♪
漢文原文
路邊壹師花灼然人皆知我戀孋
或本謌曰灼然人知尒家里継而之念者
語釈
- いちしのはな【壱師の花】:花は未詳。ヒガンバナであるとする説が有力。
- いちしろし【著し】:明白である。はっきりしている。
- ほんか【本歌】:先人の歌を作り替えたり、一部の語句を取って別の歌などを作ったりした場合の、もとの歌。
- つぐ【継ぐ】:継続する。続ける。
作者
柿本人麻呂









