湯原に鳴く蘆鶴は吾がごとく妹に恋ふれか時わかず鳴く
福岡県太宰府市、太宰府歴史スポーツ公園にある万葉集「第6巻961番歌」の万葉歌碑を訪問しました。
万葉歌碑への行き方
場所

太宰府歴史スポーツ公園 万葉の散歩道
住所:〒818-0138 福岡県太宰府市吉松4丁目1-1
開園時間:9:00~22:00
休園日:毎週月曜日(その日が祝日の場合は、翌日)、12月28日から1月4日まで
駐車場:あり
※最新情報は大宰府市の公式サイトをご確認ください。
アクセス
太宰府歴史スポーツ公園へは、車での移動が便利です。
九州自動車道「太宰府IC」より、約15分(約4.5㎞)の距離にあります。
公共交通機関を利用する場合は、JR鹿児島本線「水城駅」から徒歩で約15分(約1.0㎞)。
西鉄大牟田線「下大利駅」からは徒歩で約21分(約1.4㎞)かかります。
歩くのが好きな方にはちょうどいい距離ですので、電車と徒歩で向かうのもおすすめです。
また、西鉄大牟田線「都府楼前駅」から、太宰府市コミュニティバス「まほろば号」を利用することもできます。
1番の大佐野回り、または2番の吉松回りに乗車し、「歴史スポーツ公園前」で下車してすぐです。
まほろば号の時刻表は、太宰府市の公式サイトをご確認ください。
万葉集「第6巻961番歌」の内容

現代語訳
大宰帥大伴卿が次田の温泉に宿を取って、鶴が鳴く声を聞いて作った歌一首
次田の湯の原に鳴く蘆鶴は、私のように妻を恋しく思っているのだろうか。時をわきまえずに鳴いているよ。
漢文原文
帥大伴卿宿次田温泉、聞鶴喧作謌一首
湯原尒 鳴蘆多頭者 如吾 妹尒戀哉 時不定鳴
読み下し文
帥大伴卿の次田の温泉に宿りて、鶴が音を聞きて作れる歌一首
湯原に鳴く蘆鶴は吾がごとく妹に恋ふれか時わかず鳴く
語釈
- すきたのゆ【次田の温泉】:現在の福岡県筑紫野市にある二日市温泉。蘆に瘡ができた大伴旅人が湯治に来ていた。
- やどる【宿る】:自分の家を離れて泊まる。宿泊する。
- あしたづ【蘆鶴】:蘆が生い茂る原にいる鶴。
- いも【妹】:妻。大宰府赴任直後に妻の大伴郎女を亡くした。
- ときわかず【時分かず】:いつでも。
作者
大伴旅人

