鴨– Author –
鴨
『方丈記』に感銘を受けて古典文学にのめり込み、辞書を片手に原文を読みながら、自分の言葉で現代語に訳すことを趣味としています。2024年9月から10年計画で『源氏物語』の全訳に挑戦中です。
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おせち料理
おせちのたたきごぼうの意味は?室町時代から伝わる縁起物?
関西では祝い肴三種の一つとして、おせちの定番であるたたきごぼう。 健康、長寿、豊作、開運など、さまざまな意味を持つといわれる縁起物です。 ごぼうは古くから日本で食されており、たたきごぼうも室町時代には食べられていたのではないかといわれてい... -
おせち料理
田作り(ごまめ)とは?おせち料理に込められた意味と由来
おせち料理に入っているカリッとした小魚。 アーモンドフィッシュの小魚のようで、とても美味しいですよね。 魚なのに「田作り」または「ごまめ」と呼ばれるこの一品は、主に関東地方で祝い肴三種の一つとされ、おせちに欠かせない料理です。 この記事では... -
おせち料理
おせちの伊達巻の意味|由来は伊達政宗?古代の卵料理が起源?
おせちでは定番の伊達巻ですが、どんな料理かピンとこない方もいるのではないでしょうか。 私もお正月にしか食べたことがなく、「卵焼きを巻いたやつ?」ぐらいの認識で、おせちに入れられる意味はおろか、作り方や材料もわかっていませんでした。 この記... -
おせち料理
おせちの栗きんとんの意味|勝栗など縁起物と重宝された理由
おせちの定番料理の一つである栗きんとん。 黄金色に美しく輝く見た目から、いかにも金運がアップしそうな料理です。 縁起物としておせち料理に入れられる栗きんとんですが、実は栗そのものが縁起物として古代から重宝されていました。 この記事ではおせち... -
おせち料理
子孫繁栄だけじゃない?おせち料理に数の子を入れる意味と由来
おせち料理の祝い肴三種の一つとして、関東でも関西でも全国的に食べられる数の子。 たくさんの数の卵が集まっていることから、子孫繁栄を願って食されることはなんとなく想像できるかと思います。 じゃあ独身の方や子供を望んでいない方は、どういう気持... -
おせち料理
チョロギとは?おせち料理に入れる意味と食される地域・地方
おせち料理に入っている赤い巻貝のような食べ物「ちょろぎ」。 「長老木」「千代呂木」といった漢字を当てて、長寿を願う料理の一つです。 おせち料理以外で見かけることはめったにありませんが、ちょろぎとは一体どんな食材なのでしょうか。 ちょろぎにつ... -
おせち料理
おせちの黒豆の意味|由来は江戸の高級料亭発のお正月料理?
黒豆はおせち料理に欠かせない祝い肴三種の一つで、「誠実」「勤勉」「健康」といった意味を持つ「まめ」にかけて、さまざまな願いが込められている一品です。 約2千年前の中国最古の薬物書『神農本草経』に記録があり、古くから食されてきた黒豆ですが、... -
おせち料理
えびの漢字「海老」「蝦」「蛯」「鰕」の違いと「えび」の語源
えびの漢字は「海老」が一般的によく使われていますが、「蝦」や「蛯」といった漢字もよく見かけますよね。 本来は魚偏の「鰕」が使われていたそうで、平安時代の『和名類聚抄、俗字は海老」と説明されています。 中国語では「鰕」という漢字を用いて「Xiā... -
おせち料理
おせち料理のえびの意味は?お正月に食べる理由と海老の種類
おせち料理を赤く華やかに彩る「えび」は、古くから縁起物として担がれてきました。 例えば「海老」という漢字は、長いひげと曲がった腰が長生きの象徴であることに由来しており、えびは長寿を願う食材の一つです。 この記事ではおせち料理のえびに込めら... -
おせち料理
おせち料理のくわい(慈姑)とは?おせちに入れる意味と歴史
おせち料理に煮物として入れられる「くわい(慈姑)」。 普段食べることのない食材であるため、「くわいって何? なんでおせちに入ってるの?」と疑問に思っている方は少なくないかと思います。 この記事ではおせち料理の「くわい」について、どんな植物...