方丈記– category –
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元暦の大地震とは?『方丈記』の現代語訳と地震の規模を考察
元暦の大地震とは、元暦2(1185)年7月9日の午刻(正午頃)に平安京を襲った大地震です。翌月の8月14日に元暦から文治へと改元されたため、文治地震とも呼ばれます。... -
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【悲惨】養和の飢饉とは?『方丈記』の原文と現代語訳を考察
養和の飢饉とは、養和元(1181)年から寿永元(1182)年にかけて、平安京を含む西日本一帯で発生した大飢饉のことです。『方丈記』の記述によれば、京都市中だけで死... -
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【平清盛の暴挙】方丈記「福原遷都」の原文と現代語訳を考察
また、治承なりし事なり。 治承4(1180)年5月30日、平清盛の口から福原への遷都が発表されました。予定日はたった3日後の6月3日。それも1日早められて、6月2日に遷... -
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平氏滅亡の予兆?方丈記「治承の辻風」の現代語訳と時代背景
辻風は常に吹くものなれど、かかる事やある。ただ事にあらず。さるべきもののさとしか、などぞ疑りし。 治承4(1180)年4月29日、平安京ですさまじい辻風(竜巻)が... -
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方丈記「安元の大火」の現代語訳と長明の高松院への恋心を考察
去となりにき。 安元3(1177)年4月28日に発生した「安元の大火」は、平安京の3分の1が焼け落ちたとされる史上最大級の大火災でした。世の不思議を目の当たりにした... -
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方丈記の冒頭「ゆく河の流れ」の原文・現代語訳をポップに考察
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例と、またかくのごとし。 有名な書き... -
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【全文】鴨長明『方丈記』原文と現代語訳をわかりやすく解説
ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず 「この冒頭だけは知っているけど、『方丈記』をちゃんと読んだことがない」という方は少なくないのではないでしょ... -
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【訪問記】方丈の庵跡(鴨長明方丈址)の場所と道中の楽しみ
ここに、六十りを結べる事あり。 60歳という露が消えそうな年齢になって、末葉の宿り(余生を過ごす住まい)を造った鴨長明。「広さはわづかに方丈(約5畳)」とい... -
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【訪問記】木の丸殿(きのまろどの)とは?百人一首の聖地?
内裏り。 この一文は鴨長明が『方丈記』の中で、平清盛の暴挙ともいわれる「福原遷都」をディスったものです。新しい都として定められた福原の地は、山と海に挟まれ...
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